債券のメリットとデメリット
債券は基本的に長期的に保有し一定期間利子を貰い、満期が来たら元本を返してもらうというものですので、長期的に預け入れできるお金がある場合は定期預金などより利率がいいのでお勧めです。
ただ、急にお金が必要となり換金しなくてはいけなくなってしまった場合に損失を出す可能性が高いため、長期的に運用できる資金で運用する事をお勧めします。
ただ、タイミングによっては途中売却で利益が出ることもあります。
既発債など場合、評価額が下がったところで購入し、評価額が上がったところで売却すれば売却益が得られますし、外国債券の場合は購入時より円安になれば為替差益が得られる場合も有ります。(逆に円高に動いている場合は損をします。)
債券のメリットとデメリット
債券のリスクを知っておこう
債券には主に下のような3つのリスクがあります。
信用のリスク
一般の企業が発行体の債券の場合、経営が悪化して元本や利息の支払いが滞ったり、倒産して支払いが出来なくなる可能性があります。
価格変動のリスク
償還前に売却する場合は市場の金利動向や発行体の経営状況によって債券の価格が変動するので元本を割り込む可能性があります。
流動性のリスク
市場動向で購入した債券が敬遠されると売りたい時に売れなくなってしまい、中途売却時に購入した時の額面を割り込む可能性があります。
特に一般企業から発行されている社債は業績を伸ばすことができず、債券自体の評価額を下げることがあり、最悪の場合デフォルト(債務不履行)の可能性も有りますので注意が必要となります。外国債には上記のリスクの他に『為替変動リスク』も有りますので、更に注意が必要です。
債券のリスクを知っておこう
債券の価格は社会情勢や金融情勢に密着に結びついていて、政策金利や長期金利が上がると債券価格は下落する傾向にあります。
例えば景気が上向いてくると企業は設備投資の為資金の借り入れ需要が高まり、長期金利が上がります。
長期金利が上がると金利一般が上昇するので、相対的に債券の金利のメリットが弱くなり債券の価値が下がり、売られるため価格が下がります。
つまり好景気になると金利が上昇し債券の利回りが相対的に下がるので、債券が売られ債券価格が下がるという流れになります。
また、物価が上昇するとインフレを警戒して長期金利が上昇するので同じく債券価格は下落し、債券が供給過多になると重要と供給の関係で買い手がいなくなりやはり債券価格は下落します。
このような債券の価格が決まる仕組みも覚えておきましょう。

